ミネラルウォーター「水」の先進国ヨーロッパの日本とは異なる“良い水”の基準

ヨーロッパでは昔から温泉水を飲む「飲泉」がごく普通に行われてきました。「天然の水」がいかに健康によいかを、肌で感じ取っていたのでしょう。 19世紀半ばにはフランスの医学アカデミーが国内の飲泉の水を医学的に検証し、1919年にはイタリアがミネラルウォーターに関する法令を制定されています。

安全性が優先され、殺菌が原則となっている日本の水と違い、ヨーロッパではミネラルウォーターと銘打つ水は採水地の水をそのままボトリングしており、殺菌処理をしてはいけないという決まりがあります。天然の水にミネラル分が含まれていることを知っている、ヨーロッパの歴史によるものだと思われます。

CODEX(※)によるEUの「ナチュラルミネラルウォーター」の基準
1. 水源があらゆる汚染から完全に隔離、保護された地下水であること
2. ミネラル成分や採水時の温度が一定であること
3. 採水地で直接ボトリングされていること
4. 殺菌処理など一切の加工をせずに自然のままであること
5. 健康に良いと認められていること

ヨーロッパでは、採水地の周辺に工場やゴルフ場、農地、牧場などの建設が禁じられ、水質源が汚染されないように環境の保護に力を入れています。また、一日に何度も品質をチェックするなど、安心して天然水が飲めるよう努力されています。ミネラル分の基準値が一定であり、ヨーロッパと日本のミネラルウォーターは、大きく異なっていることがわかります。

※CODEX
消費者の健康の保護、食品の公正な貿易の確保等を目的として、1962年にFAO及びWHOにより設置された国際的な政府間機関であり、国際食品規格の作成等を行っています。

参考文献
『万病を防ぐ「水」の飲み方・選び方』(講談社+α文庫)
著者:藤田紘一郎

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