種類と成分
水の酸性とアルカリ性を知れば、効果的に水を利用できる
硬度とは別に、水分中の水素イオンの濃度指数pH(ペーハー)でも分けられます。pHは0から14までの数値で表され、pH1は強い酸性で、 pH14が強いアルカリ性、その中間のpH7が中性になります。
健康な人の体液はpH値が約7.4の弱アルカリ性なので、アルカリ性の水は体との相性がよく、吸収率が高くなります。疲れてくると身体は酸性に傾き、エネルギー分解が滞り、中性脂肪や糖の分解も鈍くなります。アルカリ性のナチュラルミネラルウォーターの他に、水を電気分解してつくるアルカリイオン水もあります。エビアンのpH値は7.2で弱アルカリ性です。
酸性の水を日常的に飲むことは健康のためにはおすすめできません。しかし、弱酸性の水はうがいや消毒に利用できます。また、人の肌は弱酸性なので、弱酸性の水で顔を洗ったり、化粧水として使うとしっとりします。
参考文献
『万病を防ぐ「水」の飲み方・選び方』(講談社+α文庫) 著者:藤田紘一郎
監修:藤田 紘一郎
1939年生まれ。東京医科歯科大学医学部を卒業し、東京大学大学院医学系研究科博士課程を修了。東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学と熱帯医学。著書に『万病を防ぐ「水」の飲み方 選び方』(講談社+α文庫)、『知られざる水の「超」能力』(講談社+α新書)、『水の健康学』( 新潮選書) 、『ミネラルウォーターの処方箋』(日東書院)などがある。









